"すごい"って何回いえますか?

子どもたちと関わるなかで、毎日のように「すごい」に出会います。

それは子どもの成長であり、仲間の姿勢であり、自分自身の気づきでもあります。

一つひとつは小さなできごとですが、積み重ねるほどに大きな力になります。

ここではそんな現場の日々をご紹介します。

ある1日のながれ

体温チェック、手洗いなどをして1日の準備を始めます
前日の引き継ぎも確認しながら、落ち着いてスタート。

朝の「おはよう」から始まる安心の一日

前日の振り返りや当日の活動・送迎予定を確認します。
情報をチームで共有することで、子どもたちを安心して迎えられます。
一つの気づきが広げる支えの輪

活動の準備や資料作成、支援会議などを行います。
備品の管理や車両チェック、時には事業所間の会議に出向くことも。
子どもたちの笑い顔を思い浮かべる準備の時間

お昼ごはんは持参OK。冷蔵庫や電子レンジも利用できます。
スタッフ同士で声をかけ合いながら、外出もOK。
仲間との何気ない会話が生む力の源

子どもたちの下校時間に合わせてお迎えに行きます(軽・普通車両)
受け入れ準備をもう一度チェックし、安心・安全のスタートを整えます。

「おかえり」と迎えるための安心の準備

宿題を見守ったり、遊びを一緒に楽しんだり。
子どもたち一人ひとりと向き合う時間です。
一人ひとりの「やってみたい」に寄り添う時間

テーマに沿った活動を行います。進行やサポートもスタッフの大事な役割。

子どもたちの挑戦を支え、達成を共に喜びます。
みんなで分かち合う「できた!」の瞬間

保護者への引き継ぎを丁寧に行い、子どもたちを送り届けます。
その後、清掃やケース記録も忘れずに。
今日の一歩を残し、明日へつなぐ記録

資料を確認し、明日の準備を整えます。
チームで振り返りながら一日を締めくくります

振り返りが生む新しい一日への準備

戸締りをして退勤。
仲間と交わす「お疲れさま」がくれる明日の力

決められた業務をこなすだけではなく、一つひとつの場面に工夫やチームワークが求められます。

毎日の流れは同じようでも、子どもたちの表情や様子によって、その一日はまったく違ったものになります。

だからこそ、小さな発見や「うまくいった!」という瞬間に出会えることが、この仕事の大きな魅力です。

支えることもあれば、見守ることもある。

そんな日々の積み重ねが、子どもたちの確かな成長へとつながっていきます。


スタッフの声

働くスタッフに、日々のこと・やりがいについて聞いてみました。

インタビュー

縁あって声をかけていただき、はるかぜの一員となりました。
「僕が笑いを君にあげるから 君の笑顔を僕にください」
BIGINの『笑顔のまんま』の気持ちを大切にしながら、子どもたちと毎日笑顔で過ごしています。
身体を動かすことが大好き、釣り大好き、食べ飲み放題大好き、そして7人家族に囲まれて暮らすのも大好きです。

保有資格:保育士、介護福祉士


入社前はどんな仕事をしていましたか?

最初は保育士として3歳児クラスを受け持っていました。
だんだん子どもたちが慣れてくれて、気づくと膝の上にちょこんと座ってきたり、“だっこ”って言ってきたりして…すごく可愛かったですね。

その後は障がいのある方の自立支援事業所で、主に小学生から中学生までを担当しました。

登下校のサポートや家庭での支援が中心で、福祉制度や現場のことをたくさん学びました。

なるほど。
そこから“はるかぜ”に来るきっかけは何だったんでしょう?

前職は日勤・夜勤の24時間体制だったので、家族との時間が持ちにくかったんです。
将来のことも考えて、2年くらい悩んで家族とも相談しました。
その時に“放課後等デイサービス”の存在を知ったんです。
でも経験がないから不安も大きくて…

2年も悩んだんですか?

そうなんです(笑)
そのくらい、環境を変えるのは勇気がいりましたね。でも仲間に“これまでの経験が活かせるよ”と背中を押してもらって、思い切ってチャレンジしました。

思い切ってチャレンジしてくれたんですね。
実際に飛び込んでみて、どうですか?

やっぱり子どもたちと関われることが一番ですね。
決めつけずに一人ひとりと向き合えるのが楽しいです。成長してるなって感じられると、自分まで嬉しいんですよね。

子どもたちとの関わりの中で、
何か印象に残っていることはありますか?

学校にあまり行けていない子がいて、人との関わりが苦手で、自己発信もあまりないんです。
でも心の底では「誰かと関わりたい」って思っているのが伝わってきて。

信頼関係を築くのに時間はかかりましたが、ある日ぽつんと「はぁ、疲れた」って一言こぼしたんです。

その瞬間はどんな気持ちでした?

ホンネを言ってくれた!そうそう、って感じて、胸が熱くなりましたね。

“あ、この子は心を開こうとしてくれているんだ”と実感できて、支援者としてのやりがいを改めて感じました。

その経験から何か発見はありましたか?

子どもたちは言葉にしなくてもたくさんの思いを抱えていて、その小さなサインを見逃さないことが大切だと気づきました。

これからも一つひとつの表情や仕草に耳を傾けながら、子どもたちの気持ちを丁寧に受け止めていきたいです。

働き始めて、自分自身になにか変化はありました?

以前は“子どもたちを支える立場”という意識が強かったんですけど、実際は子どもから学ぶことがすごく多いと感じます。

何度も挑戦する姿に勇気をもらったり、素直な笑顔に救われたり。
自分自身も柔らかくなったというか、人との関わりを楽しめるようになった気がします。

子どもたちが好きなんですね

最初は“子どもたちと遊ぶのがメインかな”って思っていたんですけど(笑)
実際には企画を考えたり備品を準備したり、いろんなことをやるんです。
想像以上に幅広くて驚きましたね。

正直、大変ですか?

もちろん大変なこともありますけど、チームに助けられているなと感じています。
それに、打ち込むほど自分自身の成長も実感しています。

ありがとうございます。
ぜひ、これからも一緒に味わっていきましょう。
最後に、これからどんな自分でいたいですか?

これからも子どもたちと一緒に成長していきたいですし、はたから見て“楽しそうにやってるな”って思われるような自分でいたいです。

ありがとうございました!これからもよろしくお願いします。


インタビューを終えて

インタビューを通じて改めて感じたのは、彼が子どもたちの小さな変化を見逃さずに受け止めていることです。
「はぁ、疲れた」という何気ない一言に心を動かされる、その感受性の豊かさ。
そして、それを自分の学びとして次につなげられる柔らかさ。
こうした視点を持てる人だからこそ、子どもたちも安心して心を開いていくのだと思います。

そして、ここまで読んでくださった方は、すでに豊かな感性をお持ちかもしれません。
きっと、すばらしい未来が待っているように思えます。

もしかすると「私にはそんなことできるのかな?」「自分もそんなふうに感じることができるだろうか?」と思う方もいるかもしれません。


確かに、この仕事には一定の経験や積み重ねが必要で、楽しいばかりではないこともあります。
けれども、子どもたちの小さな変化に気づき、その思いを受け止められる方なら、経験を重ねながら一歩ずつ学び、必ず成長していけると信じています

ありがとうございました!


ここまでお読みいただきありがとうございました。

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