自立ってどこから始まる?
自立を考えるとき、まず大人の姿から。 大人になってから、「結局は自分で決めなければならないんだ」と感じる場面に出会います。 転職や住む場所を選ぶとき、あるいは子どもとの関わり方に迷うとき。人に相談はできても、最終的に決め […]
「褒める」と「認める」はどう違う?
子どもと関わっていると、つい「えらいね」「すごいね」と声をかけたくなります。 それは子どもにとって嬉しい言葉であり、笑顔を引き出す魔法のような力があります。けれど同時に、「褒められるためにやる」「評価されるために頑張る」 […]
子どもの「待って」が教えてくれたこと
子どもと関わっていると、ふとした時に「待って」と言われることがあります。 遊びの途中、片づけの前、あるいはスタッフが手を貸そうとしたとき。 大人からすれば「今すぐやればいいのに」と思うような場面でも、子どもは立ち止まり、 […]
言葉と動きが重なったとき、人は学ぶ
昔から「やってみてこそ理解する」と言われます。 人は頭で理解し、体で確かめ、ようやく「覚えた」となる。 言葉だけでは残らず、動きだけでも続きません。 インプットとアウトプットを行き来し、言葉と動きが重なったときに、学びは […]
子どもを見る目、大人も試されている
「できることを見る」――子どもと向き合うときに、大切にされる姿勢のひとつです。 でも実は、それは子どもだけに向けるものではなく、大人同士の関わりの中にも通じるのかもしれません。 大人だって“できない”を抱えている 私たち […]
できることを見る力――日常で実践する3つの視点
(シリーズでお届けしています。) 前回はこちら:なぜ「できること」に目を向けられないのか? 「できることを見ましょう」 そう言われても、現実には“できないこと”がどうしても目につきやすいものです。だからこそ、「できること […]
なぜ「できること」に目を向けられないのか?
「できないことより“できること”を見ましょう」 子育てや支援の場で、よく聞く言葉です。でも、実際には――どうしても“できないこと”ばかりが気になってしまう。私自身もそう感じた経験があります。 なぜなんでしょうね。 定型( […]
学校選びの正解は?~特別支援・地域の学校~
子どもは、どんな環境にあっても、その子なりに確かに成長していきます。どちらを選んでも、その子にとっての学びと出会いはありますよ。 「特別支援学校にするか、地域の学校にするか」――就学を前に、多くのご家庭が通る悩みです。今 […]
発達支援は“流行”なのか?
半年に一度、子どもの成長を関係者で振り返る「モニタリング」。その日は授業を終えた子ども本人の声も聞こうとしていました。 短い休憩の合間、ベテランの先生が私に声をかけてきました。「発達支援って、今のはやりですか?」 その先 […]
道しるべになった保護者の言葉④ ― 写真から始まった新しい関わり
(シリーズでお届けしています) 第1回目はこちら:道しるべになった保護者の言葉 第2回目はこちら:支援がシンプルに戻っていく 第3回目はこちら:おやつをめぐる試行錯誤 思い切って手を止めたことで、逆にやりとりが生まれた […]