こどもサポート はるかぜのサービスを利用するうえで、ここでは、代表が本音でお答えします。
「正直どうなの?」に対して、良い面も課題も包み隠さず。
もしページで解決しなければ、どうぞ気軽にお問い合わせください。私たちは“わからない”を前提に、しっかり並走します。
料金・手続き
利用料って正直、高いのでは?
一見すると負担が大きく感じられるかもしれませんが、支援の内容や人員体制を考えると、決して高い金額ではないと考えています。制度でご家庭の自己負担には上限が定められており、「使えば使うほど高くなる」心配はありません。
- 生活保護世帯・市民税非課税世帯 → 自己負担 0円
- 市町村民税の所得割が28万円未満(おおよそ年収890万円未満)
→ 上限 4,600円/月
※利用が少なかった場合(例:月3回など)は、4,600円に満たない実際の利用分 - 市町村民税の所得割が28万円以上(おおよそ年収890万円以上)
→ 上限 37,200円/月
※定額ではありません。実際の利用分だけになります
さらに、きょうだいで同時に利用する場合は、一人分の上限で済みます。同じ事業所でなくても適用されるため、ご家庭の負担が増える心配はありません。
実費って何がかかりますか?
基本の利用料とは別に、制度に含まれない実費だけをご負担いただきます。
- 基本実費:活動費として 1回50円
- おやつ代・教材/制作材料費
長期休暇(夏休みなど)には、追加でおよそ3,000円程度のご負担をお願いしています。
- 外出時の交通費・入場料・体験費
- 行事等で必要な保険料
これらは必ず事前に内容と金額をお知らせし、同意なく請求することはありません。金額はできる限り抑えるよう努めています。
お支払い:負担額とあわせて月末締め・翌月払いです。(現金徴収または口座引落)
やめたいときはどうすればいいですか?
やめる(契約を終了する)場合も、特別に難しい手続きはありません。ご連絡だけいただければ大丈夫です。
その時のご家庭に合った選択をしていただく方が、お子さまにとってもご家庭にとっても良い支援につながると考えています。
ただ、一つだけお願いがあります。
お子さんに「区切り」をしっかり伝えていただくことです。「今までありがとう」「これからもがんばってね」と送り出すことで、これまでの関係性を大切にしつつ、お子さん自身も前に進む力を持つことができます。
そのためにも、できるだけ早めにご連絡をいただけると助かります。区切りの場をきちんと設けて、みんなで気持ちよく送り出せるように準備していきます。
契約や更新の手続きは難しくないですか?
正直に言うと、書類は少なくありませんし、制度の仕組みも細かい決まりが多くてわかりづらい部分があります。
- 初回契約時はスタッフが一緒に確認しながら進めます
- 更新は1年ごとに市町村役場からお知らせが届きます
- 解約の際も、必要書類の準備を丁寧にご案内します
「分かりにくいのは当たり前」という前提で、安心して進められるよう並走することを大切にしています。
受入れ・支援内容
どんな子でも受け入れてもらえますか?
まずは見学と面談でお子さんの様子やニーズをうかがい、安全面と人員体制が整うかを確認したうえで判断しています。正直に言うと、すべてのケースに対応できるわけではありません。
- 日常の見守りで安全が確保できること
- 活動環境や送迎ルートが無理のない範囲であること
- 専門対応が必要な場合は、体制が整うかを個別に確認
無理に「できます」とは言わず、難しい場合は代替案や他機関連携を一緒に考えます。
ただ、ほとんどの場合は送迎の組み合わせで判断することが多いですね。
対応できる支援の範囲は?
「その子の今の力」を伸ばすことを一番に考え、次の領域を中心に取り組みます。
- コミュニケーション(要求・拒否・やり取り)
- 身辺自立(身支度、片づけ、時間の見通し)
- 集団参加(順番を待つ、交代する、ルール理解)
- 感覚・運動あそび(体を動かす、落ち着くための工夫)
一方で、投薬・アレルギー対応などはご家庭のご協力(主治医の指示書、服薬管理、情報共有 など)を前提に、進めさせてください。
また、療育において「すべてお任せ」や「細かな条件を指定し、その通りに行う」といったご対応は難しい点をご理解ください。
もちろん、お子さんをはじめご家庭のニーズに沿うよう、できる限り柔軟に対応していきます。
活動内容は毎回決まっていますか?
基本のテーマはありますが、決まりきった台本では動きません。子どもたちのコンディションに合わせて日々調整します。
- 到着 → 手洗い・身支度 → 個別/小集団活動 → ふりかえり
- 運動・工作・交流・地域・自主などの活動を事前に決め、行います。
- 「できた」「楽しい」を積み重ねることを最優先にしています
予定どおりにいかない日もありますが、柔軟に変えること自体が支援だと考えています。
個別支援計画はどう作りますか?
面談・アセスメント・保護者のご希望をふまえ、3〜6か月を目安に目標を設定します。
- 目標は「具体的に・小さく・達成可能に」
- ご家庭や学校での様子とつながる目標設定を意識
- 定期的にふりかえり、達成度に応じて見直します
書面の説明はできるだけ言葉で噛み砕いてお伝えし、ご納得いただいたうえで進めます。
また、お子さまの様子はぜひストレートにお聞かせください。書類に正しく落とし込むのは本当に難しい作業ですが、そこは私たちも日々学びながら精一杯取り組んでいます。
安全・送迎
送迎はどこまで対応してくれますか?
基本的には事業所から15分圏内を目安にしています。ただし交通事情やお子さんの体調を考えると、全員を同じように送迎するのは難しい場合もあります。できる/できないが出てしまう点は正直にお伝えします。
- 運行ルートや時間帯の制約
- 道路状況(渋滞・天候など)
- 安全面やお子さんの体調
その際はご家庭と相談し、できるだけ負担が少なくなる方法を一緒に考えます。
現在は主に、島尻・大平・鏡が丘特別支援学校、西原町内学区を対応させていただいております。
万が一、事故が起きたらどうなりますか?
安全には最大限配慮していますが、万が一の場合には速やかに救急・ご家庭・関係機関へ連絡し、応急対応を行います。すべての車両・活動は保険に加入していますので、補償についてもご安心ください。
本音を言えば「絶対に起こさない」と胸を張りたいところですが、人が関わる以上、リスクをゼロにすることはできません。
だからこそ、ヒヤリハットの共有や手順の見直しなど、リスクを減らす仕組みを常に点検しています。
体調不良や感染症のときはどう対応しますか?
発熱・嘔吐・感染症の疑いがあるときは、すぐにご家庭に連絡し、帰宅や受診をお願いすることになります。集団の場であるため、無理にお預かりすることはできません。
ただし、体調に不安がありつつも「今日は静かに過ごしたい」「横になって見守ってほしい」といったご希望がある場合は、受け入れの可否をその都度一緒に考えます。
スタッフ・体制
配置人数や体制はどうなっていますか?
法令で定められた配置基準を満たしたうえで、曜日や活動内容に合わせて人員を調整しています。おかげさまで現在は加配人員・専門支援人員も在籍しており、必要に応じて柔軟に配置を変えています。
関係性が深まると「〇〇さんが良い」と言っていただけることもありますが、キャリアや個性の違いはあっても、全員が同じ方向を見て支援できるよう努めています。ぜひスタッフ全員を御ひいきにしていただければと思います。
- 時間帯・活動内容に応じてスタッフ数を調整
- 必要に応じてスタッフシフトを変更
- 有資格者を含むチームで運営(児童指導員・保育・教育・福祉のバックグラウンドなど)
スタッフの研修はどのように行っていますか?
机上の研修だけでは身につかないので、「あり方」を重視しながら技術面を磨いていく研修を行っています。
- 法定研修(虐待防止、身体拘束、防災など)
- 独自研修(行動援護、コーチング、スキルアップなど)
- 役職研修(マネジメント、リーダーシップ、メンタルヘルスなど)
また、実場面でのフィードバックや定期的なふりかえり・会議を通じて、支援の質をアップデートしています。学びは活かしてこそ意味がありますから、現場でかみ砕くのに時間がかかることもあります。
そんなときには、励ましのお言葉をいただけるとスタッフの力になります。
スタッフが入れ替わっても、支援は続きますか?
はい。人で支援が途切れないようにチーム制で運営しています。
- メイン担当+サブ担当のダブル担当制で継続性を確保
- 個別支援計画と日々の記録を全員で共有し、方向性を確かなものにします
- 保護者とのコミュニケーションも重視し、信頼関係を土台に支援を行います
「誰かひとりがいるから安心」というよりも、「全員で支えてくれている」と感じていただけることを大切にしています。
本音を言えば、現場はゼロ離職ではありません。だからこそ「誰が担当でも同じ方向を向ける仕組み」を日々磨き続けています。
※注記
写真・掲載や個人情報の取り扱いは同意の範囲内で運用しています。詳細は個人情報保護方針をご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
このページは、現場の考え方をわかりやすく補足するためのものです。正式な取扱いは重要事項説明書・契約書をご確認ください。
気になる点や「これも知りたい」などあれば、どうぞ遠慮なくお知らせください。
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