言葉を探して ― 支援を残す

支援を記録しようとするとき、 いつも「うまく言葉にできないな」と感じるときがあります。 あの時の空気、子どもの表情、場の温度。 頭では分かっていても、いざ書こうとすると、どれも薄くなってしまう。 「どう書けば伝わるのか」 […]

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秘密のメモ③仕事で伝わる声かけ ― 言葉の温度

日々の支援でも、仕事の会話でも。 同じ言葉でも「伝わる」ときと「伝わらない」ときがあります。 ちょっとした声かけが、相手の行動を変えることもある。 今日は、そんな言葉の“温度”を少しだけ見つめたいと思います。 「ありがと […]

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支援の積み重ねが文化になる ― つながりの中で息づく日常

支援は、特別な技術やプログラムではなく、日々の関わりの中に染み込んでいく“文化”のようなもの。 誰か一人の力で作られるものではなく、関わる人たちが少しずつ積み重ね、共有し、受け渡していく中で形になっていきます。 積み重ね […]

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場が育てる支援 ― 空気の中にある学び

ある日の活動後、スタッフ同士でこんな会話がありました。 「今日、〇〇くんが自分から片づけててびっくりしたね」 「うん、何も言わなくても動いてた」 誰かが気づき、誰かが共感し、そこに少し笑いがこぼれる。 そんな会話が自然に […]

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喜びがつなぐ学び ― 共有の先に生まれるもの

「できた!」を共有したあと、現場には不思議な余韻が残ります。 それは単なる達成感ではなく、「次はどう関わろうか」という静かな前向きさ。 その空気を感じるたびに、私は“喜びの共有”がもたらす力を改めて思います。 ある日、ス […]

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“できた!”を共有する瞬間 ― チームで祝う支援

「できた!」 その一言が場の空気を変える瞬間があります。 ある日、活動のあとに片づけをしていたときのこと。 普段は声をかけてもなかなか動かなかった子が、自分からそっとイスを片づけ始めました。 気づいたスタッフが「今、自分 […]

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挑戦のハードルを下げる ― 小さな一歩の積み重ね

「やってみたい」と思う気持ちはあっても、最初の一歩を踏み出すのは勇気がいります。 支援の現場でも、そんな瞬間によく出会います。 “できるかもしれないけど、やっぱり怖い” その揺れの中に、子どもたちの等身大の思いが詰まって […]

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見守ることと放っておくことの違い

子どもを「見守る」という言葉は、支援の現場でもよく使われます。 けれど、その線引きはとてもあいまいで、「ただ見ているだけ」になってしまうこともあります。 私はある時期、「見守る=手を出さない」と考えていたことがありました […]

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できないに目を向けるのではなく、“過程”に光をあてる

子どもたちと関わっていると、「あれ、まだできないのかな」と感じる瞬間が少なくありません。 けれど、その“できない”の中には、実はたくさんの“やっている途中”が隠れています。 できない、の奥にある整理の時間 外出の準備で、 […]

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切り替え上手になるコツ ― 移行をスムーズにする工夫

活動が変わる、その瞬間に 放課後等デイサービスでは、一日の中で「切り替え」の瞬間が何度も訪れます。 おやつから活動へ、自由遊びから帰りの会へ。 この“移行”がスムーズにいくかどうかで、その日の雰囲気が決まることも少なくあ […]

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